2021年7月16日(金)に東京五輪のイベントとしてあげられた首吊り気球「まさゆめ」。
【浮遊】東京都渋谷区の空に巨大な人の顔https://t.co/T5dkaetjdu
東京五輪に合わせて東京都などが主催し、現代アートチームが企画したプロジェクト。メンバーが中学生の頃に見た夢をヒントにしており、顔は公募で選ばれた実在の人物のものだという。 pic.twitter.com/2sT7VbTDbS
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 16, 2021
人の首から上だけの白黒の気球で、なかなか不気味で話題になっています。
これを作ったのは、「目〔me´〕」という現代アートチームで、メンバーの1人が中学生の頃に見た夢をヒントにして作られたもの。
そんな現代アートチーム目〔me´〕とは、どのような人たちなのか気になりますよね!
過去の作品も興味が湧きませんか?
今回の記事では、首吊り気球の作者 目 [mé]の経歴プロフィールは?過去の作品画像も!と題して、詳しく紹介していきます!
首吊り気球の作者 目 [mé]の経歴プロフィールは?
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さっそく首吊り気球の作者 目 [mé]のメンバーについてご紹介していきます。
目 [mé]の中心メンバーはアーティスト荒神明香さん、ディレクター南川憲二さん、インストーラー増井宏文さんの3人です。
それぞれのプロフィールを見てみましょう。
アーティスト荒神明香の経歴プロフィール
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名前 | 荒神 明香(こうじん はるか) |
年齢 | 38歳 |
生年月日 | 1983年 |
出身地 | 広島県 |
出身大学 | 東京藝術大学先端芸術表現科 |
SNS |
アーティストの荒神さんの経歴を見ていきます。
荒神さんは小さい頃から自然現象や地形・空間などに感心を持ち、自分の体験した感覚をもとに作品を作っていたようです。
荒神さんが卒業した東京藝術大学先端芸術表現科で
どのようなことが学べるのかというと
先端芸術表現科は従来の絵画、彫刻、デザインといった既存の美術のジャンルから抜け出し、変化していく美術、社会、テクノロジーの中で新しい形や概念を求めていく学科です。
ここでは平面、立体、映像、写真、インスタレーション(空間全体を使ったアート)、アニメーション、文章、パフォーマンス、音、コンピュータ、などあらゆるメディアを用いて作品制作をします。
引用:芸大・美大受験予備校
既存の芸術の概念を超えた、新しいものを作ることを目標とした大学なんですね♪
卒業後は現代美術家として
- 東京都現代美術館
- サンパウロ近代美術館
といった国内外の美術館で作品を発表しています。
2012年から南川憲二さん、増井宏さんとともに 目 [mé]を始動し、アーティストとして主に企画を担当しています。
今回の首吊り気球「まさゆめ」は荒神さんの考案で、中学生の頃の夢が原案みたいですよ!
「中2くらいのとき、電車に乗っていて視界がぱっと開けたと思ったら、巨大な人の顔が空に浮かんでいる夢を見たんです。強烈で忘れられず、2013年に宇都宮美術館で《おじさんの顔が空に浮かぶ日》という作品にしました。その後 “もっと広く人類に向けたプロジェクトにしたい” と思い直し、性別・国籍を問わない顔を浮かべる今回のプロジェクトを構想しました」
引用:BRUTUS CASA
なかなか強烈な夢ですよね…
それにしても中学時代に見た夢を20年以上たった現在も覚えているのがすごい^^
今回打ち上げられた「まさゆめ」の顔は、一般募集から選ばれたものなんですよ!
誰の「顔」を東京の空に浮かべる? 「目」参加の公開ミーティング「顔会議」が6月23日開催へhttps://t.co/um8Ta2VXma pic.twitter.com/kb8kavPjki
— ウェブ版美術手帖 (@bijutsutecho_) June 13, 2019
ディレクター南川憲二の経歴プロフィール
名前 | 南川憲二(みなみがわ けんじ) |
年齢 | 42歳 |
生年月日 | 1979年 |
出身地 | 大阪府 |
出身大学 | 東京藝術大学大学院美術研究科 |
SNS |
ディレクターの南川さんは、大阪府生まれ。
荒神さんと同じ東京藝術大学の院を卒業されていますが、実は院進学の前に京都府亀岡市小中学校にて図画工作科講師をしていた経歴があります。
最先端アーティストが図工の先生を経験しているってなんだかすごいですよね!
当時、亀岡小学校で教わった生徒さんたちはラッキーだな~と感じます。
東京藝術大学大学院美術研究科卒業後は、wah document(一般の人からアイデアを募集し参加者全員で1つの作品を作り上げる団体)を立ち上げ、全国で活動しています。
インストーラー増井宏文の経歴プロフィール
名前 | 増井宏文(ますい ひろふみ) |
年齢 | 41歳 |
生年月日 | 1980年 |
出身地 | 滋賀県 |
出身大学 | 佛教大学教育学部資格過程 |
SNS |
増井宏文さんはインストーラーというポジションで目 [mé]に参加しています。
増井さんに関してはあまり経歴が分かりませんでしたが、精神的に安定していて、目 [mé]のキャプテン的な存在らしいですよ。
アーティストのグループの中で微調整をして、メンバーのメンタルもフォローするようなタイプの方みたいですね( *´艸`)
首吊り気球の作者 目 [mé]の過去作品画像!
続いては、目 [mé]が過去にどのような作品を世に生み出してきたのか?調べてみました。
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#アルステクネ 第34回に登場する現代アートチーム#目(@mouthplustwo)さんのアートワークをご紹介。
▼じっくり見たい方はインスタへhttps://t.co/NQbaaLOtbe#アート好きな人と繋がりたい
— テレ朝公式「アルスくんとテクネちゃん」 (@arstotechne) June 5, 2021
移動する有体:目がファシリテーションと展示ディレクションで関わったレジデンスプログラム。コロナの影響で中止の決定以降も再開催を目指しましたが叶いませんでした。2年に渡って準備した展覧会の実現するはずだった構想記録を公開します。35分間の動画、是非ご覧くださいhttps://t.co/jgjjXYmdyO pic.twitter.com/uVcggaDD4L
— 目 [mé] (@mouthplustwo) April 16, 2021
残念ながらコロナの影響で中止になってしまった企画もありました。
動画で構想記録が公開されているので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
▼荒神明香のコラボについての本はこちら▼
首吊り気球の作者 目 [mé]の経歴プロフィールまとめ
今回の記事では、7月16日に東京上空で浮かんだ首吊り気球「まさゆめ」の制作者 目 [mé]のメンバーの経歴やプロフィールをご紹介しました。
目 [mé]の主要メンバーは3人で、アーティスト荒神明香さん、ディレクター南川憲二さん、インストーラー増井宏文さんで構成されています。
新しい芸術を追求し続ける目 [mé]の皆さんが今後どのような作品を作るのか?ぜひ注目していきましょう!
今回の記事はこれで以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました♪