ミステリ初心者におすすめ!瞬時にゾクっとできる江戸川乱歩【人間椅子】

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小さい頃から本が大好きで、読んだ本は100冊以上!
特に好きなミステリ小説の中から、stay home中におすすめの本を厳選しました☆

 

今回は瞬時にぞくっとできる1冊を紹介します♪

タイトル:人間椅子
著者:江戸川乱歩
発行年:1925年
所要時間:1日で読める本

江戸川乱歩とは?

本名は平井 太郎。大正時代~昭和初期にかけて活躍した作家。
日本推理作家協会初代理事長。
探偵事務所に勤務していた経歴もあり、日本人の推理小説家の先駆け的な存在でした。

ペンネームの由来は世界初の推理小説を書いたとされる、アメリカの小説家”エドガー・アラン・ポー”に由来すると言われています。

『名探偵コナン』の主人公、江戸川コナン君の名前は江戸川乱歩とコナン・ドイルの名前を組み合わせたものです。
コナン・ドイルは『シャーロックホームズ』シリーズの生みの親なので、どちらも名探偵にはふさわしい人選ですね。
さすがコナン君!

江戸川乱歩『人間椅子』のあらすじ

外務省書記官を夫に持つ佳子は、夫を凌ぐほどの売れっ子作家で長編小説を創作中。
毎朝夫を送り出した後は別館の洋館でファンレターを読むのが日課だが、ある朝ファンレターに交じって分厚い原稿を届いていることに気づく。

それは「奥様、」から始まる手紙で、恐ろしい出来事の告白だった・・・

本文の8割を手紙が占める、異色のミステリ小説です。

ここが怖いポイント!自分の空間をおびやかされるぞくっと感

『人間椅子』を読んでいて何より怖いなと感じるのが、原稿の中での話がどんどん自分に近づいてくると感じるところ。
臨場感で言えば、映像・音声>文章だと思うので、怖い話を本で読むよりホラー映画を見たほうが、断然怖いと思います。
ただ、この本は佳子を通して読者に想像力を働かせ、途中からあたかも自分が佳子になったかのような錯覚に陥ってくるのです。

安心で慣れているはずの空間が、手紙を読み進めるうちにどんどん不安で不透明な場所になっていく。
あなたも読み進めるうちに、そわそわしてくるに違いありません。
ぜひ自宅の椅子に座って読んでみてください。

ちなみに私は高校生の時初めてこの本を読んだのですが、かなり衝撃的でした。
発表された時は、現代よりもっと風紀に厳しい時代だったはずなのに、よく受け入れてもらえたなぁと感心しました。
現代のようにネットやテレビの無い時代、娯楽としての本にしてはとっても刺激的で新しかったのかもしれませんね。

『人間椅子』を読んで、こういう系統の話結構好きだな!と思った方は、同じく乱歩の著書である『屋根裏の散歩者』もおすすめです♪
タイトルだけでネタバレになりそうですが、こちらは探偵明智小五郎も登場する、正統派の推理小説です。

他者の目線が無い場所で好きに動き回れたら、という妄想は誰でも一度は持ったことがあるのではないでしょうか。
そういう時に人の本性って出るんでしょうね。

もし、自分が透明人間になったら、あなたは何をしたいですか?
私は・・・こっそりウェディングドレスの試着がしたいかなぁ(笑)!

 

近代文学初心者でも大丈夫!古めの文体になれる方法

『人間椅子』は大正時代に書かれた作品なので、漢字が多様されていて古めかしい文体だな、という印象を受けるかと思います。
でも、出だしだけ見て諦めてしまうのはもったいない!!

文庫本として出版されているものには、ほぼ漢字にルビがふられています。
分からない単語があれば、スマホでさくっと調べてみましょう♪
姦しい(かしましい)、睦言(むつごと)など、昔常用されていた表現を学ぶチャンスです
今普段使いすると、ちょっと変な目で見られるかもしれませんが・・・

また、本文の大部分は奥様あての手紙、という体なので語り掛けるようなテンポのいい文章になっています。
どうしても読みづらい場合は、手紙の部分を音読してみるのがおすすめです。
目と耳で味わうことができるので、読み進めるうちにどんどん怖くなっていきますよ。

 

30分ほどで読み終わるので、ミステリ初心者の方にもおすすめです♪

 

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